海へ山へ!Go Case (G40)


2018年11月に北米でリリースされた新しいパーソナル・ユーティリティケース「Pelican Go Case」(以下Go Case)シリーズ。このGo Caseが日本でも扱われるようになりました。

このGo Caseのうち「G40 Personal Utility Go Case」を入手したので、ご紹介します。

(当該記事にはプロモーションを含みます)

 

Go Caseは携帯電話などの小型ガジェットや車のスマートキー、更にはお財布などを、防水・防塵規格IP67(6=粉塵が内部に侵入しない / 7=規定の圧力&時間で水中に浸漬しても有害な影響を受けない)の丈夫なケースで守るのがコンセプトの商品。

ペリカンケースのファンならば、古くからラインナップにある「マイクロケース」を思い出さずにはいられない佇まいなGo Case。

最大の特徴は、以前のマイクロケースが防水・防塵性に特化していたのに対し、Go Caseでは同じくIP67の防水・防塵規格を保ちつつ、EVA素材という緩衝材などにも用いられる弾力性に優れた素材を蓋と底面に用いることで高い耐衝撃性についてもカバーしている点にあります。 

実際、米国ペリカンプロダクツ社・公式YouTubeで紹介されるGo Caseの動画では、その登場の仕方から耐衝撃性を猛烈にアピールしています。


大きさは大小2種類が存在し(2019年8月現在)、上記のように小さいのが「G10」、大きいのが「G40」となります。


小さい方は本当にコンパクトで、自動車のスマートキーなどポッケの中身を入れるくらいの容量しかありませんので、注意が必要ですね。

今回、私が入手したG40は大きめのスマホを入れてちょうど良い位のサイズ。

 


上記画像は私のiPhone8Plusですが、公式サイトの紹介文にも「Fits up to iPhone Xs Max, Samsung Note 9」とあるように、そうしたサイズ感のスマホなら入るようです。

 

大小の比較をもう少し詳しく見てみましょう↓

 
G10 
Go Case
G40
Go Case
外観

外寸
(カタログ値)
17.9 x 11.1 x 4.6cm 27 x 13.7 x 6.1cm
内寸 12.2 x 7.1 x 4.1cm 17.8 x 8.9 x 4.1cm
重量 0.3kg 0.4kg
米国MSRP $29.95 $39.95

米国の価格はリリース時に公式サイトに記載されていたものを記載しています。米国ではMSRP(Manufacurer’s Suggested Retail Price) と呼ばれる、いわゆるメーカー希望小売価格。

 

サイズについて少し言及したいのですが、大きい方(G40)のGo Caseサイズが公式サイトでは下記のように表示されています↓


ただ、私の測り方が悪いのかどうか知りませんが、実物を定規で素人採寸すると以下の赤字のようなサイズになりました。


なぜこうした差が出るのか良くわかりませんが・・・。

ともあれ、内寸に関しては実測してみても概ね公式サイトの数値と同じように思えるので、購入される際は自分が入れたいと思っているアイテムがちゃんとケースに収まるか確認した方が良さそうです。

 


目を惹くのは、そのデザイン。無骨なペリカンケースの中では異色な程にポップな形状とカラーラインナップが特徴です。



同じペリカンでも「マイクロケース」がケース本体にカラビナを装着していたのに対し、Go Caseでは元々の形状がまるでカラビナのような穴が空いています。

 

また、カラーラインナップも豊富で、執筆時点では6色展開されています。私の持つ明るい緑は「ライム/グレー」という配色。


とにかく目を惹く色合いなので、貴重品を入れた際にも常に目につくので安心です。屋内でも屋外でもスグに見つけることができますね(笑)。

  

スタンダードなカラーとして「アンスラサイト/グレー」なんて配色も↓


アンスラサイト(Anthracite)とは、いわゆる「炭色」ですね。シックで無難な色ですが、Go Caseはポップな形状も特徴なので、もっと明るい色で冒険しても面白いかも知れません。

  

他にも珍しい色合いとしては、「ブラッシュ/グレー」という配色↓


ブラッシュピンクと呼ばれる、ほんのりピンクがかった色合いは中々オシャレな感じ。ペリカンケースでこのような垢抜けた色が出てくるとは(苦笑)。

  

次に「サーフブルー/グレー」なる配色↓


元々、ペリカンプロダクツ社は、1976年にカリフォルニア在住でスキューバダイビングを趣味とするデーブ・パーカー氏とその奥さんが作った会社。

ダイビングというマリンスポーツに立脚したブランドだからサーファーたちにも愛される、独特なブランドになったと言えます。そんなペリカンと海をイメージしたサーフブルーという組み合わせは趣き増し増しですね。

 

他にも「ホワイト/アクア」なんて配色まであります↓


ひと昔前に流行った子供たちが持つNintendo 3DSかと思うような不思議な配色ですね。

 

さらに「スレート/ティール」という独特な色合い↓


スレートグレーと呼ばれる少し青みがかった灰色と、ティール(鴨の羽色)と呼ばれる緑がかった水色のような配色です。勝手なイメージですが、釣り道具のルアーとか入れるのに良さそうな色合い(釣りやらないから、よくわかんないですが)。

 


細部を見ていくと大きなラッチ(留め具)が目に入ります。ガチっ!と閉めて、ガバっ!と開く、なかなか豪快なラッチ。


よく考えられているなぁ、と思ったのがラッチを開けると気圧調整のための穴も開放状態となること。これが無いと深めな海に潜った後に気圧差で開かなくなったりしますからね(ペリカンケースによく見られる、ゴアテックスのシートを貼った気圧調整弁とは違い、ただの吸気穴のようでした)。

 


色々なシーンで使ってみたのですが、海での利用は便利かつ快適なものでした。昨今のスマホは防水性能が高いとはいえ海水に落としたら大変ですし、なにより陸地でも砂浜にスマホや財布等を落とすと、ものすごく細かい砂が入り込んで何度も手で砂を払っても取れ切らない等、最悪。

その点、Go Caseはしっかりと密閉してくれますし、多少のことで誤ってラッチが開いてしまうような事のない頑丈なつくりなので安心して海を楽しめます。

 


川遊びにもGo Caseは重宝しました。今夏は暑い夏でしたから、水遊びの機会も多かったのですが、川で涼みながら水遊びする際に誤ってポッケからスマホとか落としたら、岩とかにあたって液晶割れ&そこに浸水で壊れてしまいますからね・・・。

10万円オーバーが当たり前となった高価なスマホですが、Go Caseなら安心して収納できます。

 


公園の水遊び場でもGo Caseは便利でした。私は下の娘がまだ小さいので、水遊びができる公園とかに行くのですが、娘と一緒に遊ぶ際に、いつもポッケのスマホや車のスマートキーが水に落ちてしまわないか?といつも心配でした。

Go Caseに入れておけば防水だし誤って手から落としても耐衝撃性もあるし、で安心して遊びに専念できたのも良かったです。

  


夏の水遊び系に大活躍やGo Caseですが、今後は雪の降るウィンターシーズンでも使い勝手が良さそうです。

冬は毎シーズン、スキーに勤しむのですが、スキーでの転倒とか結構激しく、ポッケやリュックに入れていたものが壊れたりするのはよくあること。スキー滑走時、スマホ本体はGo Caseに入れてバックパックに収納し、電話やメッセージ送受信はApple Watch(と音声認識のShiri)でやりとりすれば転倒でスマホが壊れる心配もありませんしね。

他にも、まだ冬を迎えていないので試せていませんが、Go Caseの密閉性とケース厚なら耐寒性にも効力を発揮できそうな気もしています(これは冬になったら試してみます)。

極寒の地・北海道のスキー場山頂付近では、あまりの寒さにバッテリーが100%あってもスマホが起動しない(!)という事もあります(幸いにもApple Watchは肌の体温で温まるので寒さによるハングアップは起きませんので、iPhone側さえ生きて入ればApple Watch経由で電話やメッセージのやり取りが可能です)。

冬になったらGo Caseに入れたiPhoneが無事に極寒のスキー場山頂で使えるか、耐寒テストもしてみたいと考えます。

  

季節を問わずアクティブに外遊びする人にとって、Go Caseは大切なガジェットや財布を安全に収納できて、安心して遊びに専念できる便利なケースですね。[了]

(初稿:2019年8月/一部編集:2023年12月)



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