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FOSTEX(フォステクス)ブランドで知られるフォスター電機株式会社(本社:東京)の音量コントロール(ボリュームコントローラー)「PC-1e」が安価なのにとても使い勝手が良く、重宝しています。
【要旨】
アンプ内蔵のスピーカーに、パソコンやDVDプレイヤー等の機器から出力される音声をアナログ入力で取り込んだ際、入力された音声信号のゲインが高すぎる(=スピーカー側の音量を最小にしても音が大きすぎる)場合に調整したり、(ゲインは適正だけど)手元のツマミで簡単にボリューム調整したい時などに便利なボリュームコントローラー「PC-1e」に関する紹介記事です。
ボリュームコントローラーは、入出力がアナログかデジタルか、によって選択肢が異なってきます(※詳しくは、このページ巻末のフローチャート図を参照)。
私の購入した「PC-1e」は、アナログの可変抵抗が入っているダケの極めて単純な構造。そのため、とくに特に質感などを重視しなければAmazonで1,000円もしないで(下手したら500~600円で)似たようなのが購入できます。
敢えて3倍以上も価格差のあるFOSTEX PC-1eを購入したか、と言うと、高いといっても・・・定価わずか2,900円(税別)。
こうしたアナログ製品こそ組み立て精度(という程の機構は持たないにせよ)が音質を左右しますし、ネット上の評判を見てもボリューム上げ下げにガリ音などのノイズも皆無と評判良いし、なによりヨドバシカメラ店頭で触った現物の質感が良かった為、FOSTEX PC-1eを購入しました(因みに私がヨドバシで買った時はポイント還元あわせて実質2,000円(税別))。
購入した目的は、Fire TV StickからBuletoothの無線で飛ばした音量を少し下げたい為。
因みに我が家は、NHKとの受信契約をしたく無い為にTVチューナーを搭載した「テレビ」は持っておらず、代わりに50インチの液晶4Kディスプレイを使っています。
携帯電話もiPhoneでワンセグ受信できませんし、車のカーナビは停波したアナログ放送時代のモデルですし、なによりアンテナ線を撤去して万が一にも受信できない状態にする徹底ぶりです(苦笑)。
上記のようにBuletoothで飛ばしたデジタル音声をELECOMのLBT-AVWAR700で受け取ってアナログ変換し、スピーカーBOSE Companion 3に接続する間に咬ませることでINPUTゲインを下げるようにしました。実際、FOSTEXのマニュアルにも、こうした用途での使用が想定されているようです。
実際に使用してみての感想は、本体そのものが適度に重量がある(約120g)ので、ケーブル取り回し等でPC-1e本体が変な向きになる事もないですし、評判通りガリ音も無く、なによりもツマミを回してボリュームを操作するときに感触が何とも良い感じで定価2,900円(税別)の工作精度としては文句なしの出来栄えで満足度は高いです。
シンプルなデザインも好印象で、部屋の目につく場所に置いていてもイヤな感じはありません。
私のようにアンプ内蔵スピーカーに接続する際に、INPUTゲインが高めだな、と感じる方には、このFOSTEX PC-1eはオススメです。[了]